エディブルTOP3 が来庭^^

落ち葉が芝生にハラハラと舞い落ちて、落ち葉の絨毯になっています。落ち葉掃除をしないなんて!と眉をひそめる人の方がまだまだ多いと思いますが、生きものや植物たちにとって、落ち葉は貴重なお布団なんですよ。

日本は火山国であるために、酸度の高い噴出物が偏西風によって広範囲に堆積した所が多く、さらにそこへ空気中にある窒素酸化物や硫黄酸化物などを含んだ酸性雨が降り注いでいるため、酸性土壌に傾いています。

 

酸性に傾いた土壌は、カリウムやマグネシウム等のアルカリ性ミネラルが流亡しやすくなります。そうなると、植物は生理障害を起こしてうまく育たなくなります。
 

これらアルカリ性ミネラルを多く含んでいるのが落ち葉や草。樹木の光合成に一役買ってお役御免になると、地面に落ちて、今度は土壌が酸性に傾こうとするのを緩和してくれているのです。樹木って、合理的でなんて賢いんでしょう!
 

ちなみに、「循環」というのは、サイクルの最終ループが最初のループへフィードバックする特徴を持っています(フィードバック・ループ)

このフィードバック・ループがあることで、ネットワークは自ら調整・統制をし、自分の存在するコミュニティーで存在し続けることができるんですね。落ち葉は、フィードバックしているというわけです(^^)
 

この考え方、「サステナブル~」とか「持続可能な~」といったキーワードの社会の課題と通底していますよね。これからの教育界は、このような視点を持った学びが増えてくるので、庭の教室で頭と体の双方でしっかり体験してもらいたなと思っています。自然界は、本当によいお手本です。


さて先日、とっても嬉しいことがありました!
 

なんと、エディブル・スクールヤード・ジャパンの代表 堀口博子さん、共同代表の西村和代さん、プロジェクトマネージャーの地本和子さんという、エディブルのTOP3が来てくださいました\(^o^)/

 

先日の麦まきのプログラムのことを大変喜んでくださいました。(みんな、よかったね~!)

 

代表の堀口さんは、冬枯れの花も何も咲いていない庭や畑を「美しい」と言ってくださり、枯れ葉一つでさえも生態系を守る役目があるために掃除をしないでそのままにしていることを、ちゃんとわかってくださる方でした。とても感性の豊かな方で、西村さんも地本さんも、とっても朗らかで底抜けに明るい方でした。

 

エディブル・エデュケーションがこれから日本でどのように広がっていくか、岡山での今後の企画など、私もお話に混ぜてもらい、わくわく・ドキドキ!
 

春には、岡山で素晴らしい企画が開催されるようなので、教育関係者、地域のお世話役の方、学童保育や子ども食堂など放課後の子どもたちにコミットしていらっしゃる方には、特にご案内したいと思います。

ご興味のある方はお声がけくださいね(^_^)/