岡山市北区辰巳にあるミナモト建築工房内;くらしのたね さんで、季節の折々に「庭の教室」を開催させていただくことになりました。くらしのたねさんでは、リトミックや子育て相談、お話し会やガレージセールなど、就学前のお子さんとママのためのさまざまな催しを開催しています。この中で、駐車場の一角に小さな菜園をつくり、皆さんで楽しんでいらっしゃいました。
ミニトマトやハーブ、サツマイモなどが植えられています。コンポストコーナーも!ここでもっとたくさんの花や野菜を育ててみたいんだけど、うまく育てられなくて‥というお悩み相談を受けました。
そこで、レイズドベッドを作って、たくさんの収量が上がるキッチンガーデンをつくりませんか?と提案しました。レイズドベッドとは、囲いを作って底上げをした花壇のようなもの。水はけがよくなり、植物の生育がよくなります。
また、芝が伸びすぎているために駐車場スペースとの境界が曖昧になっていましたが、レイズドベッドにすることでガーデンとしてのデザイン性や全体の景観が整います。
そんなお話をしていたら、社屋の前でお散歩途中のママとチビちゃんが立ち止まって植栽を触っていました。(かわいい!)
レイズドベッドにして高さが生まれると、ちょうどこのチビちゃんのように、子どもの目線のところにまで土のレベルが上がってくるので、土に触れるたび間近で植物や生きものの様子を見ることができます。作業効率もUPします。
駐車場の空きスペースであるために、車の排気ガスの存在も気になるところですが、その課題も解消されるでしょう。
‥ということで、この提案をくらしのたねのスタッフの皆さんも喜んでくださり、ミナモト建築工房の社長さんにもご快諾いただくことができました。せっかくなので、夏休みはDIY教室にしてキッズと一緒にやっちゃおう!ということに(^^)
まずは、余計なモノを取り除き、雑多なものを片づけ、土を軽くほぐして整地をしました。植えられていた雑木や低木類も足元を軽く枝透かし。これだけでもスッキリとして、あたりの空気感まで爽やかに切り替わったのが感じられます。
芝のエッジを整えて、刈った草もゴミにはしないで再利用します。そのうえで、レイズドベッドのDIYを行います。お目当てのお花や野菜の苗を植えるまでの道のりって結構先なのですね(;^_^A ガーデニングって、そもそも土木作業っぽい地味な作業の方が多いのです。ここをていねいにやると、花が咲いたり作物が実ったりするときの喜びが倍増!お料理でも、子育てでも、なんでもそうですよね(^^)
・・・こうして、キッズDIY教室の下準備は着々と進んだのでした。
さて、本番はいかに!?(つづく)
「庭の教室@くらしのたね」へ参加されたい方は、くらしのたねさんへお問合せください。
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平日の開催は大人のみや親子参加が可能です。お会いできるのを楽しみにしています(^^)/