エディブル・エデュケーションは、アメリカ カリフォルニア州バークレーにあるオーガニックレストラン『シェ・パニース』のオーナーシェフ、アリス・ウォータース氏が創設した『The Edible Schoolyard Project 』によって体系化された、領域横断型の食農教育のメソッドです。日本では「食育菜園」「菜園教育」とも訳されています。
土を耕し、種を蒔き、収穫したものを料理し、仲間と共にテーブルを囲むといった「農」と「食」の活動の中で、有機的なつながりを体感し、「生きる力」を育みます。またこれらの活動は、理科や社会、算数、国語、アートなど、学校の教科学習と紐づけられるように領域を横断しながらカリキュラムが組まれています。
キッチンガーデンを駆け巡るこどもたちは、育てた野菜の成長する変化に目を見張り、そこへ集まる生きものを発見する中で、植物たちが織り成す命の循環、生き抜くための賢い戦略、そこへまつわる生態系、自然環境‥といったミクロとマクロの世界を行き来するようになります。
~以下一般社団法人エディブル・スクールヤード・ジャパン HPより~
エディブル・エデュケーションは、従来の「食育」や「農業体験」と違い、持続可能な生き方、エコロジーを理解する知性、自然界と結びつく情感的な絆を前提に置き、〈必修教科+栄養教育+人間形成〉の3つをゴールとした全人教育となっています。
「&Garden」はこどものための庭の教室です。エディブル・エデュケーション岡山研究会の事務局も担っています。
エディブル・エデュケーションをいち早く国内へ紹介したパイオニア:一般社団法人エディブル・スクールヤード・ジャパンで学び、岡山県下で初めてエディブル・エデュケーション、エディブル・スクールヤードを行っている団体として認知されています。
・こども&Garden
・暮らし&Garden
・会社&Garden
・まち&Garden
・わたし&Garden
私たちの提供するエディブル・エデュケーション(エディブル教育)のプログラムで育ったこどもたちが、「○○&Garden 」――「○○」の中に自分の思う何かを入れ、いつも自分の身近にガーデン(囲まれて安心できる楽園)を感じてくれたら。そんな願いを込めて名付けました。
エディブル・エデュケーションは、「食育」でも「農体験」でもありません。自然界からのメッセージを五感で受け止め、そこから得た発見や気づきを、学校の指導教科に領域横断させながら紐づけされるようにカリキュラムを組みます。
エディブル・ガーデンは、地域と学校をつなぐハブにもなります。
岡山県内の実践校として、これまでに公立小学校等での活動実績があります。学校へなかなか行くことのできない背景や心身の事情を持つ子どもに対する効果も確認できました。
最近では、まちづくりや地域創生の一環として、都市農園や都市緑化に関するパークマネジメント、コミュニティガーデンのプロデュース、運営、アドバイザーとしての参加も増えています。
菜園をフィールドに、野菜や花を育て、植物を介したワークショップを行います。(わたしたちは、菜園のことをガーデン、キッチンガーデンと呼んでいます。)
主な拠点は、岡山県倉敷市内にある主宰者のナチュラルガーデンとキッチンガーデン。自然の生態系を活かして学びの場を整えるため、肥料や農薬を使わない「自然栽培」という方法で作庭しています。土壌の個性によっては「有機栽培」を採用することもあります。
また、パーマカルチャーや、江戸時代まで日本で使われていた太陽太陰暦(旧暦)、農業暦の考え方も取り入れています。
学校や幼稚園・保育園・子ども園、学童保育、教育施設などでの出張教室にも対応しています。まちづくりの一環として、公園や空き地、屋上を都市農園として利活用したい方へのアドバイス、プロデュースや委託運営もしています。
当会は、環境省が進める「生物多様性のための30by30アライアンス」に加盟しています。
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◎当会は一般社団法人エディブル・スクールヤード・ジャパン(ESYJ)のネットワークに参加しています。
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